更新日:2025.4.2
インターンシップの基本
学外実习のススメ
「社会に出るまでに身につけておきたいことは何ですか?」
社会では仕事を进めていくための知识や技术、コミュニケーションはもちろん、様々な场面に対応できることも重要です。必要な道具が足りなかったり、急に意见を求められたりすることがあります。そんなときに活きるのが実务経験や経験谈です(授业で学んだことだけでなく、サークルやバイトも含めて)。実际に手を动かして培った感覚や、相手の表情や仕草を読み取る力(コミュニケーション能力)など、経験や体験を通してでないと得られないスキルがあります。むしろ、実务を知らず、机上で学んだことだけで社会に出ることは怖いことです。
九工大では夏期休暇などを利用して公司や官公庁で実务を経験する学外実习(インターンシップ)を勧めています。意外と知られていませんが、これは実习単位としても认められています。実习を通して社会で活きる嗅覚を身につけてください。
基础知识
「ちゃんと知っておきたいインターンシップの役割と効果」
インターンシップとは、学生が自らの専攻や将来の职业に関连した就业体験を行うことを意味するもので、実社会での仕事を体験できます。
以前は、医师?美容师?教师などが、一人前になる前にプロの下で働く「见习い制度」がその多くでしたが、现在では、行政?大学?公司を中心にインターンシップを取り入れるようになり、在学中に社会に触れることで、自分の进路や目标の设定などに活用されています。また、社会と学生との接点を広げる机会としても注目されています。
インターンシップの3大メリット
● 実際の仕事を体験できる!
「仕事をする」ということがどういうことなのか実际に体験できるので、働くことに対するイメージがわきます。
● 雰囲気を感じることができる!
职场の雰囲気は実际に働いてみないと分からないもの。リアルな「职场の雰囲気」を感じることができます。
● 社会人の話が聞ける!!
普段の生活ではあまり接点がない社会人の方と话ができるチャンスです。日顷の疑问をぶつけてみてはどうでしょう?
インターンシップのスタイル
「知らないと損をする!? 受入先によって異なる実習の特徴」
「インターンシップ」とひとことで言っても、受入先の种类や実习のねらい、时期?期间など、その特徴は多岐に渡ります。その中から工学系に多いインターンシップのスタイルを4つ绍介します。あなたのやりたいことや目的に合ったスタイルを选んで、充実したインターンシップにしましょう。
1 )企業体験型
受入先の一员となって现在进行中の业务を社员と一绪になって経験するもの。现场を见学に回ったり打合せに必要な资料を作成したり、公司の业务内容を一通り経験できることが特徴です。データ収集や文书作成など地味に感じる内容もありますが、地道な作业の积み重ねが里侧にあるということを知ることも重要な経験の一つです。贬笔や説明会だけではわからない业务内容や社风を身をもって知ることができ、社会人の生活、会社の仕组み、ビジネスマナーなどを知りたい人に适したスタイルです。
2 )仕事実践型(起業人育成型)
技术者や営业など実际の业务に同行するもの。先辈社员に密着して同じスケジュールをこなし、仕事をすることが特徴です。打合せや会议に参加してリアルな社会を目にすることができます。また、ベンチャー公司の社长に同行することで経営者の考え方や志を感じることのできる実习です。自分の目标とする先辈に同行することで、「こんな技术者になりたい!」と具体的な将来のビジョンを描くことができます。起业したい人や兴味のある公司?业界がはっきりしている人に适したスタイルです。
3 )プロジェクト型
まちおこしのイベントや、新製品に関する研究など、一つのプロジェクトに参加するもの。他大学の学生や様々な业种の社会人と共同でやることが多いのが特徴です。ディスカッションによりまったく违う感性の人と意见を交换させたり、大势で一つのものを完成させる达成感が味わえます。プロジェクトは数週间の短期间で终わるものではないため、授业のスケジュールなどと调整しながら週に数日の勤务を数ヶ月行います。多角的な视点を身に付けたい人に适したスタイルです。
4 )スキルアップ型
社会に出て即戦力となる技术力を高めるもの。测量、机械加工などのものづくり技术、颁础顿やシミュレーションなどのソフト运用技术、调査や情报収集などのマーケティング技术など、资格の必要なものから経験的に习得するものまで多くの技术があります。実务経験の豊富な社会人から技术の运用?応用手法を闻き実践的な技术力をつけるのが特徴です。技术の习熟度によっては终了后にアルバイトとして业务に携わることもできます。実践的な技术力を身に付けたい人に适したスタイルです。
インターンシップの流れ
インターンシップは、情报戦だ!
希望すれば必ずインターンシップに行けるとは限りません。就职活动と同じように履歴书や応募シートを送って、受入先で选考が行われます。最近では面接を行って希望者を选考するところも増えています。どの时期に何をしたら良いのか、しっかりと全体の流れを把握して公司を知るチャンスを活かしましょう。
インターンシップ実习のお约束
良いインターンシップ実习にするには、いくつかのお约束があります。
① 実習期間中は日報を書いてもらいます。
② 実習写真を撮影してもらいます。
③ 実習が終わったらお礼状を書いてもらいます。
これらのお约束は、自分の体験の整理と后辈へのデータベースとして活用されたり、社会人としてのマナーを身につける作业となります。
夏期インターンシップ スケジュール(例)

01.ガイダンス
インターンシップ実习についてのガイダンスでは、インターンシップの目的や実习先の选び方についてのレクチャーや、経験者からの报告を行います。また、インターンシップコーディネータが直接指导を行いますので、わからないことや不安なことはこの机会に闻いておきましょう。ガイダンス后も希望する学生には大学からのインターンシップ情报を提供します。
02.応募?选考
インターンシップを実施する公司からきた募集要项は、大学の贬笔や掲示板、メーリングリストなどで连络を行います。募集要项を読んで希望する受入先を见つけたら大学担当者に必要文书(受入先によって异なる)を提出して申込み、选考となります。选考方法は受入先によって异なり、书类のみのところもあれば本社で面接を行うところもあります。インターンシップの募集は就职情报サイトでも勧めていますので、参考にしてください。
03.手続き?事前学习
受入が决定したら契约书など必要な书类を提出し、保険に加入して実习の準备を行います。実习前には事前説明会を行い、実习単位や実习レポートに関するガイダンス、社会人としてのビジネスマナー研修を行います。実习先では社会人として勤务しますので、基本的な礼仪作法を身に付けます。また、実习先の情报を调べておくことで実习の充実度に大きな差が出ます。贬笔や担当者に连络を取るなど积极的に情报を集めるように心がけましょう。
04.レポート?报告会
インターンシップが终了したらすぐに受入先へお礼状を送りましょう。メールや电话で済ませる人もいますが、丁寧に手纸を书く方が感谢の気持ちが伝わります。大学へは実习に関するレポートを作成して、日报と记録写真、学外実习証明书、アンケートを合わせて提出します。また、次年度インターンシップを受ける学生に向けてインターンシップ报告会を行います。レポートが后辈达の参考资料となりますので、状况がわかるように详しく书いてください。